NHKのETV特集に京都大学の
医学博士・木原雅子さんが出演されました。
木原雅子さんは、学校内でのいじめや
学級崩壊など、様々な問題を抱える
10代の子供たちを中心に
「WYSH教育」という
独自のプロジェクトを展開されていますが
授業内容など見ましたが面白かったです。
今回は、そんな木原雅子さんの
経歴や年収、出張授業や、活動内容について
記事にしてみました。
木原雅子のプロフィール(wiki)
(出典先:木原雅子さんのTwitterより https://twitter.com/kiharamasako)
名前 :木原雅子
生年月日:1954年
出身地 :長崎県諫早市
職業 :京都大学大学院准教授
医学博士
京都大学大学院講師
一般財団法人日本こども財団 理事長
国連合同エイズ計画共同センター センター長
などを務められています。
木原雅子さんは1954年
長崎県諫早市に生まれます。
木原雅子の経歴は?
1954年、長崎県諫早市生まれ、長崎大学卒業
1979-1991年:島根医科大学(現在の島根大学医学部)
京都大学、
米国のクリーブランドクリニック研究所において
循環器疾患の基礎的研究に努める。
1992年:神奈川県立がんセンター臨床研究所において、
発がんの分子疫学的研究に従事、
肺癌の遺伝素因の研究で博士号を取得。
1994年:エイズの疫学研究に参加、
行動疫学研究および社会疫学的見地から予防研究を担当。
2003年:京都大学大学院 研究科助教授に就任。
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
木原雅子さんは、
1994年にエイズに関する予防教育に関わります。
その関わりをきっかけに、
高校生の性感染症やエイズ
の現状を知ることに。
木原さんはその時、
性教育の必要性を痛切に感じ、
エイズ予防教育をスタートさせる。
(引用元:http://bigissue-online.jp/archives/1014251197.html)
もともと木原雅子さんは、
社会疫学を研究していましたが、
現状を知ったことをきっかけに
エイズ予防教育にも関わっていきます。
そのなかで、木原さんは学生たちの
心の問題にも目を付けます。
そして、1つ1つ全く異なるような
どんな問題でも、根本的な原因は
同じなんだそうです。
性行動やいじめ、コミュニケーション力の低下など
症状として出る問題行動は異なっても、
人間関係の希薄さや、自己肯定感の低さなど、
その根っこにあるものは同じなんですね。
(引用元:http://bigissue-online.jp/archives/1014684504.html)
こういった現場の子供たちとの関わり合いなかで、
木原さんのプロジェクトの
基盤となっているWYSH教育を生み出されました。
そこを放置したままでは、
表面だけを治しても対症療法にしかすぎない。
根本のところからかかわって、
学校として対処できる教育方法を開発普及させようと思ったんです。
(引用元:http://bigissue-online.jp/archives/1014684504.html)
その教育方法で子供たちが自分で物事を考え
乗り越えていく力を身につけることが
できるのだそうですよ。
そういえば、私は昔
カウンセラーを目指していたことがあり
心理学の勉強をしていたのですが、
たしかに問題って
1つ1つ全く違い問題に見えても
根本原因は一緒なんですよね~。
(「自分には価値がない人間だ」)
(「自分は愛されない人間だ」)など・・・。
その根本的な問題を手法を使って
クリアにしていくことで
心が軽くなったり楽になったりもするんですよね!
木原雅子さんはその問題一つ一つに対してではなく、
その問題を引き起こす根っこになる部分に
重点をおいてクリアにしていく教育を
教えられているんですね。
自分の目で現場を見て、
独自の教育方法を開発するなんて、
すごいですよね。
学生としっかりと向き合ってくれる
木原さんのような大人が
どんどん増えていくといいのにな~
木原雅子の年収は?
読者様から、京都大学の准教授の年収は、
1100万円ほどとのご指摘を頂きました。
大学によっては異なるとのことですが、
ボーナスなども含めると
1100万円以上はあるのではないかと思われます。
木原雅子の出張授業について
出張授業は、①人間教育授業
②出張しゃべりば
③学力向上授業
3種類あるようです。
2017年度の募集を調べたところ
予想以上の依頼があったようで、
残念ながら今年度(2017年度)
の募集は行われていませんでした。
テレビを見ていてもわかりましたが
木原さんは子供たちの話を真剣に聞き
子供たちと向き合う姿勢が素晴らしかったですし
子供たちの信頼も得ていましたね。
先生たちの考え方まで変わっていって、
すごかった。
また木原雅子さん著者の
本も発見しましたよ~

学力が上がった!
信頼関係が生まれた!
問題行動が減った!
など学校が変われば子供は変わるということを
教えてくれる価値のある一冊です。
木原雅子の活動内容について
木原雅子さんの活動内容は以下です。
●講演会
●出張授業
●研修会
テレビ出演や、雑誌新聞などにも記載されています。
新聞は朝日新聞や読売新聞
や毎日新聞などなど!
木原雅子についてのまとめ!
テレビを見た視聴者さんからの評判もかなりよかったみたいなので
一部ご紹介。
今中学校に必要なのは、こんな授業のできる専門家だと思います。
文科省の方、全国に この授業を広げていって欲しいです。
(引用元:https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259566/index.html)
などや
成長を求められるのは、
生徒側だけでなく、教
師たちもだと感じた。
学ぶこと、成長することの喜びを知ることで
生徒の表情がみるみる変わっていくのがわかった。
過渡期の危うさと、
見守る側・導く環境による飛躍を興味深く視聴出来た。
(引用元:https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259566/index.html)
等の感想が寄せられており、
私も生徒だけでなく教師も同じなんだなと
本当にそう思いました。
また、木原さんのメール受信箱には、
毎日相談や報告のメールが届くそうですよ。
しかも悩みが解決するとメールは
ぱったりとなくなるんだそうです笑
木原さんのような、真剣に子供と向き合ってくれる
先生が増えたらいいのですが
現実は難しそうですね・・・。
とにかく子供たちと本気で向き合う姿勢が
本当に素晴らしい方でした。